鈴木宗男に失望
鈴木宗男も例の憲法違反の嫌疑のある国家公務員と歩調を合わせたのか、わしズムの内容を批判している。はっきり言ってこの回答には失望した。私は道民だが、こういうトンチンカンな回答をする人間が党首の新党大地には絶対に票を入れないだろう。こんなトンチンカンな人間に外交をやられたら日本は沈没する。

2008年10月31日(金)

鈴 木 宗 男
 11月29日号の「わしズム」の「日本国民としてのアイヌ」の中で、私に関する記述がある。その前の号にも載っていたが、認識の違いと思い、無視していた。しかし、今月号も同じ流れで一方的な話が書かれているので、この際、私ははっきりしておきたい。
 そのわしズムの48頁に、今年6月6日に採択された、アイヌ民族を先住民族とすることを求める国会決議について「こんな決議の採択に尽力した鈴木宗男の責任はとてつもなく重いと警告しておく。」との表現がある。国会のルールに基づき、国会決議はなされている。選挙という民主的手続によって国民から選ばれた国会議員の、衆参両議院の全会派が賛同して決議された事実を厳粛に受け止めて戴きたい。


形式だけ間接民主主義であっても、法案の中身についてきちんとが吟味されていないのではないかと小林氏は言っている訳で、この反論は筋違い。こんなことを言うのであれば、審議時間が短すぎるから強行採決だ、とは言えなくなります。強行採決をしたとしても国民から選ばれた国会議員が決めてるんだから、文句言うな、ということになりませんか?

 また同じく44頁に「国会議員もその内容を全く理解していなかったのにだ」というくだりがあるが、各党各派がそれぞれ何度も持ち帰って協議し、そこで出来上がった国会決議である。正しくない、間違った情報で一方的な話をつくられては、国民が迷惑するのである。


持ち帰って協議したというが、殆ど内容も分からないまますんなり通ってしまうことだってあるだろう。近頃話題の国籍法関連がまさに同じ構図。マスコミも報じないので国民が国会で何を議論しているかが全く伝わっていない。「各党各派がそれぞれ何度も持ち帰って協議し」たのであれば、小林氏がわしズムで書いた数々の疑問点も出てくるはずだが、これに関しての議論はなされたのだろうか。そのあたりについて鈴木宗男の見解を書いてくれないと、本当に吟味されたのか分からない。形式的に協議したのではない、と主張するのであれば小林氏がわしズムで提起した問題点について回答すべきだろう。

 13頁に「自称アイヌの若者の外見はもはや『和人』と区別つかない。昔のアイヌの毛深さは全身に毛が生えてる程度だったが、今では沖縄の毛深い人と大差ないし、全く和人と変わらない者が多い。毛深くて何が悪いのか!」という表現があるが、これこそがまさに差別である。かつて我々の世代、またそれ以上の世代も、アイヌ民族を毛深いといって日常的に差別してきたことを、私は自分の目で見て、生活の中で実感してきた。子どもの頃から経験してきたのである。


「これこそがまさに差別である」の意味が全く分からない。毛深くたっていいじゃないか、毛深くいのが何が悪い?というのが、「まさに差別」なのか?どういう意味か、本当に分かりません。「毛深い」ということを差別の対象にすることが小林氏はおかしいと言っているわけだが、「毛深くて何が悪いのか」と言ったこと自体が差別になるのであれば、「毛深い」ことを差別化しているのは鈴木宗男の方じゃないのか?

 49頁に「ウタリ協会は、何度、取材や対談の申込みをしても、すべて断ってきた!」とあるが、一方的な認識に基づき、最初からアイヌ叩きをしようとする土俵にはあがらないとする、ウタリ協会の判断、対応は正しい。アイヌ問題を商売にしようと思う人達と一線を画する姿勢は正しいと私は考える。


これもおかしい。小林氏はアイヌ差別には断固反対の立場だとウタリ協会に伝えており、ウタリ協会指定の本も読んだ上で取材を申し込もうとしているのに、後日急に断られたと書いてある。これが正しければ「最初からアイヌ叩きをしようとする」という姿勢ではなかったはずである。しかも「アイヌ問題を商売にしようと思う人達」なんて書いているが、誰のことを言っているのか。アイヌ問題を使って利権化しようとしているのは鈴木宗男の方ではないのか?

 私は北海道に生まれ、北海道に育ち今日(こんにち)ある者として、北海道の先住民族はアイヌ民族であると認識している。政府もこの歴史の厳粛な事実を認めたのである。今を生きる政治家として、過去の間違い、偏見、差別を認識し、未来志向で進めていくことに何の問題があるのか。「月刊日本」での私の論文も引用されているので、今後とも「月刊日本」誌上で私の主張をして参りたい。


「今を生きる政治家として、過去の間違い、偏見、差別を認識し、未来志向で進めていくことに何の問題があるのか。」とあるが、このフレーズだけ見ると、わしズムをちゃんと読んでないんじゃないかという疑惑が沸いてくる。小林氏はアイヌへの偏見、差別には断固反対の立場であり、こんな決議が出来たせいで逆に差別が増えてしまうのではないかと危惧してわしズムでアイヌ特集を行ったのである。志は同じだが、鈴木宗男の考える方法だとマズイと言っているのだ。鈴木宗男はこんなことすら理解できないのだろうか。胃がんから復活する姿を見て感心していたのだが、こんな馬鹿な回答をするとは、本気でこの人には失望した。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 Chrysanth Ground all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
FC2ブログ