Chrysanth Ground
基本的にはツッコミメインで。
それでもマジコンを使いますか
町山智浩氏のブログでマキシマム・ザ・ホルモンが世界に広まっている様子が紹介されていることは以前ブログで書いたが、なぜホルモンのことを日本人以外の外国人が知っているかというと、おそらくこうだろうと思う。

アニメ版デスノートのエンディング曲が「絶望ビリー」で、その曲を気に入った外国人がいて、YouTubeで「恋のメガラバ」など、他のビデオを見て、ホルモンファンが全世界に拡散していったのだと思う。この仮説が正しいとすると引っかかる場所は「YouTubeで「恋のメガラバ」など、他のビデオを見て」というところだと思う。ホルモンのメインソングライターの亮君はYouTubeやニコニコ動画に自分たちが手塩にかけて作った曲やPVが無料で流れていくことを快く思っていない。ここに彼らのジレンマがあるのではないかと推測する。ホルモンの音楽を広く聴かれるのは好ましいが、YouTubeという手段によるのは好ましく思っていない、というもの。

同じような話に、ガキの使いやあらへんで、の「サイレント図書館」の話がある。2004年にアーネスト・ホーストがガキの使いのサイレント図書館に出演したことがある。その時の動画がYouTubeで出回ったらしいのだが、外国人はホーストで検索したところ、たまたまガキの使いが引っかかった。この企画は図書館で罰ゲームをするというシンプルな企画なのだが何しろ図書館という場所で行う以上、声を出すことが出来ない。日本語が分からなくても楽しめるという点により、外国人にヒットしたらしい。だが、放送室で松本氏は、嬉しいけど複雑だ、と言っていた。自分たちの企画した番組が世界でヒットするのは好ましいが、著作権無視のYouTubeを手放しで認めるわけにはいかない、という主旨のことを言っていた。

個人的には、YouTubeによって広まったとしてもきちんと利益が著作権に入るような仕組みであれば良いと思うが、ガキの使いの場合は、YouTubeで見てそこで完結してしまうからNG、ホルモンの場合は、それがきっかけでCDを買う人がいるかもしれないから、ギリギリセーフとアウトの境界線くらいかな、と思う。

ちなみに僕はゲームをやりませんが、製作者側に一切利益が入らなくなるマジコンみたいなものはアウト。メーカー側がマジコン業者側を提訴するのは当たり前だと思う。こんなものを使う人が沢山いれば、ゲーム会社自体に金が集まらなくなり、ゲームの開発・生産が出来なくなり、ゲームが出来なくなる時代が来るかもしれない。それでもマジコンを使いますか?
あざぶ
【福田退陣】思わぬ余波!記入例「麻生太郎」変更へ 川崎市麻生区

 川崎市麻生区が、住民票の異動届などの記入例として使用していた「麻生太郎」が、自民党の麻生太郎幹事長と同姓同名で「誤解を招く」として、記入例の氏名変更を決めたことが3日、分かった。

 麻生区の太田直区長が2日夕、市民の指摘を受けて変更を決めた。同様の指摘はこれまでなかったという。福田康夫首相の突然の退陣表明で、次期自民党総裁選の有力候補として名前が挙がっている麻生氏がメディアで取り上げられることが多くなったためとみられる。

 麻生区によると、昭和57年に同区ができて以来、記入例に「麻生太郎」を使っていた。記入例の人名は検討中で「どのような人名がふさわしいのか、精査していきたい」と担当者。自民党の新総裁は今月中に誕生するが、麻生区の「麻生太郎」の後任選びはしばらく時間がかかりそうだ。


とくダネで、この話題があり、札幌にも「麻生」という地名がある、と紹介されていた。実は僕はその麻生に住んでいますが、これは「あそう」ではなくて、「あざぶ」もしくは「あさぶ」と読みます。麻生周辺とか北区民は殆どは「さ」を濁らせて「あざぶ」と読んでいる。しかし地下鉄に乗ると、「つぎはーあさぶーあさぶー」と言っている。小学校高学年くらいで地下鉄に乗ったときにあれ?アナウンスは「あさぶ」って言っているな、と初めて気がついて、ああ、ホントは「あさぶ」なんだな、と思いつつ、言い慣れた「あざぶ」を使っている。これ、おそらく殆どの地元民がそうだろうと思う。

昔、地方から出てきて麻生に住み着いた人に、「へー、あざぶに住んでるんだー」と言ったら、「あさぶでしょ?」と言われ、「地下鉄のアナウンスはあさぶだけど、地元の人はあざぶって言うよ」と言っても、「でも正式にはあさぶでしょ、間違っているよ」と言われたことがある。地元民の大多数が「あざぶ」と呼んでいるにも関わらず、外部からひょっこり来た人間に間違っていると言われちょっと腹が立った。

さらにインターネットで調べてみると「麻生」の正式名称は「あさぶ」であり、間違った読み方で呼ぶのは教育上良くない、自分が住んでいる場所すら正しい読み方が出来ないのは情けない、と罵倒している人がいた。こういうことを言う人の方がよっぽど情けない。こういう人が言う正式かそうでないかの基準はただ単に自治体がどう読んでいるか、ただそれだけ。お上の決めた「あさぶ」こそが唯一絶対の正式名称であり、自然発生した「あざぶ」という読み方が違うと断じ、お上が決めたことが絶対という発想こそが、情けない。ある意味グローバリストにも似た考えとも言える。外部から来た人間に間違っているだなんて言われたくないのだ。お前は中東に民主主義を普及させようとしているアメリカ人かよ、と言いたくなる。

お上が決めた「あさぶ」と、そこに住んでいる人が呼んでいる「あざぶ」のどちらかを取れ、と言われたら僕は断然「あざぶ」を取ります。自然発生的な「あざぶ」と、人工的な「あさぶ」なら、自然発生的なものを取る。例えば地元民の大多数が「あざぶ」と言っているので、という理由で札幌市が正式な名称を「あざぶ」に変更した場合はそれが正式名称になるわけで、正式か正式でないかの基準はただそれだけのものです。ただそれだけのものを、間違った悪い読み方、と断罪し、教育に悪い、情けないと一刀両断する態度は如何なものかと思う。僕は言葉の意味を間違って使うのは嫌だけど、読み方が違うとかそういう事をいちいち指摘したりされたりするのはものすごく嫌。それを間違っているというなら古代中国の発音で喋れば良いんでないの?
ワープア問題2
正論 2008年 10月号 [雑誌]正論 2008年 10月号 [雑誌]
(2008/09/01)
不明

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今月の「正論」の、「保守よ、今こそ「格差」を語れ」という特集の、中條高徳氏(アサヒビール株式会社名誉顧問)の書いた、「再生の鍵は日本的経営の復権にあり」は、なるほど、と思いながら読むことが出来た。雨宮的な若者は悪くない論とも、保守系の若者は怠けてる論とも違う感じ。格差拡大の構造的な原因と、経営者側の問題、若い人側の問題がきちんと説明されていてわかりやすかった。

ちなみに、雨宮氏がこんなことを書いている。

マガジン9条?雨宮処凜がゆく!?
政治家の言動を徹底監視することを誓う。の巻

 夏風邪をこじらせている・・・。
 そんな中、更に風邪をこじらせるような番組に出演してきた。
 「たかじんのそこまで言って委員会」だ。

 東京では放送されてないのだが、関西の方は御存知だと思う。また、昨日イベントで北見に行き、北海道でも放送されていることを知った。どんな番組か説明するのは難しいが、一部では「右翼番組」とも言われているという・・・。

 で、大阪まで行って番組に出演してきたのだが、なんというか、非常に落胆したのだった。私以外のパネラーは、鴻池祥肇氏、森本敏氏、田嶋陽子氏、 桂ざこば氏、原田眞人氏、勝谷誠彦氏、宮崎哲弥氏。で、テーマは、若者の雇用問題などを軸に置きながらも「左翼」。
 労働/生存運動って、右とか左以前の問題だと思うのだが、それを「左翼」とくくってしまうところになんとなく意図を感じる。しかも「希望は戦争」と語る現代の若者の思想とは、みたいな、なんだかあまりにもごちゃ混ぜな感じだ。

 そういう前提から始まっているので、こちらがいくら「生存が脅かされている」系のことを話しても通じない。というか自民党の鴻池氏に至っては、本当に本当にまったく全然言葉が通じないということをひしひしと感じた。氏は現在、参議院予算委員長。派遣法の改悪によってワーキングプアが大量に産み出され、年収200万以下の人が1000万人、という現状に責任がないはずはない氏は、それでもこの問題を「ふらふらしてフリーターやってるだけ」「兄ちゃん姉ちゃんがぐちぐち言ってるだけ」「甘えている」などと、まったく政治と切り離して若者バッシング。なんだか非常に、わかりすぎるほどよくわかってしまった。ここまで露骨な意見を自民党の国会議員から聞くと、本当に、悲しくなってくる。そうして「愛国教育」系のことを言う鴻池氏。愛国心を持って、「正しい」歴史認識を持てば、「ふらふらしたフリーター」にならないというのだろうか?

 90年代から続いてきた若年層を見捨てるような雇用政策は、まったくの無関係だというのだろうか?正社員を非正社員に置き換え、多くの非正規雇用者を使い捨てにすることによって暴利を貪ることを容認してきたのは、一体どこの誰なのか?どこの政党なのか?
 若年貧困層の窮状を「自己責任」「やる気がない」「ふらふらしてるだけ」とバッシングだけしていれば、国は政策の失敗を問われることなく、その上一円の予算も使うことなくこの問題を「個人の心の問題」に矮小化できる。そんなやり方を本当にやっている国会議員を目の前にして、改めて心の底から落胆したのだった。

 それにしても、愛国心系のことを言うのであれば、次世代を担う若年層の雇用を切り崩し、その貧困を放置することほど「愛国」に反することはない。このままいけば年収200万以下の層は更に激増し、少子化も進み、消費も伸びず、将来的には生活保護受給者が増えることが目に見えているのに、先のことなどどうでもいいようである。本気で「国」のことを考えるなら、真っ先に手がつけられるべき問題なのに、ずーっと「だらしない」と言い続けるのだろうか。ちなみに鴻池氏は長崎で起きた男児誘拐殺人事件の際、「親を市中引き回しの上、打ち首にすればいい」と発言した人である。こういう人の「愛国心」とは、一体どんな形のものなのだろうか。そして一体、誰がこの社会の不安定化を進め、そしてそれをわざと「若者のだらしなさ」などを強調する形で「政治的に」隠蔽しているのか。一人一人の政治家の発言をしつこくしつこく覚えておき、そして伝えたいと思う。
 それにしても、不況の中で政治的に見捨てられ、今度は非常に政治的意図を持ってパッシングされ、その中でそのバッシングを本気に受け止めてしまう若者たちにはたまらない。時にそのバッシングは彼らを「殺す」ほどの暴力となるのに、自殺でもすれば「弱い」「甘えている」などとまたバッシングされるのだろう。とにかく、私は鴻池氏の発言を絶対に忘れないし、これからも執拗にチェックし続けるつもりだ。みんなもあらゆる政治家を徹底的に「監視」しよう。

 さて、その番組が放送された日、私は北見でトークイベントに出演してきた。北海道・北見の若者たちが呼んでくれたのだ。その中には、時給720円で1日中じゃがいもの皮をものすごく高速で剥き続ける仕事をしている女の子がいた(ローソンのおでん用のじゃがいも)。就職活動を始めようにも世に蔓延する「若者バッシング」に身動きできなくなっている人がいた。仕事で事故に遭い、手の指を失ってしまった若者がいた。友達が派遣で本州の工場に行っているという若者がいた。みんなとっても誠実で真面目で、必死に働いて生きていて、一体鴻池氏は若者たちと会い、話したことがあるのだろうかと思った。たぶんないんだろうな。彼の頭の中に「脳内若者」イメージができていて、彼らにはどんな仕打ちをしてもいいことになっているんだろう。とにかく、またひとつ、この国の政治家に心の底から失望したのだ


番組中で言うべきことを言わずに、別メディアで番組のフラストレーションをぶちまけてどうする?

鴻池氏の意見に反対なのであれば、その場できちんと反論して鴻池氏を納得させるのが筋だと思うのだが、それをせずに鴻池氏の意見を鼻であざ笑ってふてくされて、マガジン9条みたいな誰が読んでるかわからないようなメディアで「話が通じない」と愚痴を垂れ流す姿は、嫌なことがあったからみんなにチクッてやろう的な、そういう姿に見える。こういう面と向かって言うべきことを言わずに陰で愚痴を垂れ流す姿勢自体が若者には悪影響だと思うんだけど、彼女はどう考えてるのかな。

雨宮氏の言っていることは別に間違っていない。ただ、鴻池氏が言うような若者も中にはいるでしょう。それすらいないというならお話にならないが、ひとまず鴻池さんが言うような人は確かに若者の中にもいます、だけどそうじゃない人もいる、と言って自分の意見を言って一生懸命説得するのが解決の近道だと思うのだが、どうせ話し通じないから帰ってから原稿書いてこういう議員はみんなで落選させてフラストレーションを発散させようっとみたいな、そういう感じに見えてしまう。鴻池氏を選挙で落としたところで、自民党・民主党の主流は鴻池氏の意見と殆ど同じだろうから余り意味が無いでしょう。だったら予算委員長の鴻池氏を説得して考えを改めさせるのが一番の近道だと思う。裏で愚痴をこぼしてても何も変わらない。

あとついでに言うと、彼女は左翼と呼ばれるのが嫌いみたいだが、週刊金曜日みたいな雑誌の編集委員になって、マガジン9条に連載を持っていれば左翼と呼ばれてもしょうがない。別に呼ばれたっていいじゃない。僕の彼女に対するイメージは、戦争論に自己肯定されて右翼に属したけど、やがて左翼陣営に自己肯定されて、何かに依存していなきゃアイデンティティが保てない人なんじゃないの?みたいな印象。そんな印象持たれてしまってるんだから今更自分が左翼と呼ばれようがどう呼ばれようがどうでもいいじゃん、と思う。
町山智浩氏のブログで、マキシマム・ザ・ホルモンの話題が!!
町山智浩氏のブログで、マキシマム・ザ・ホルモンの話題が!!

世界の絶望ビリー、世界のホルモン、世界でモッシュ!

町山さん、ホルモンまで守備範囲に入っているなんて、素敵です。

それにしてもホルモンはいつの間にか全国区どころか、グローバルな存在になっていって、驚き。曲が良いから当たり前と言ってしまえば当たり前なんだけど。

追記:ここまでの現象になっていて、あきらかにメタル系バンドのトップに躍り出ているのに、なぜBURRN誌は無視し続けるのだろうか。それとも取り上げているけど僕が見ていないだけ?表紙にしてもおかしくない位の救世主だと思うんだけどな。
自民党がマスコミを使うのは、マスコミの責任
【福田退陣】次期首相はどうなる? 識者の目

■「小池氏出馬するのでは」

 慶応大学教授で政治学者の草野厚氏の話「福田康夫首相はプライドの人。臨時国会でじり貧になっての退陣は頭の中になかった。この突然の辞任は国際的に見てもマイナス。1年ごとに政権を放り投げる国は海外からのさらなる日本売りにつながる。一方で、誰が総裁になっても国会のねじれは解消されず、政権は引き続き不安定だ。次は麻生太郎氏だと一般的に言われていて、自分もそうなると思う。麻生氏は公明党と接近しているので、誰が対抗馬になっても公明票が欲しい議員が支持するのではないか。ほかに手を挙げそうなのは、推薦人が集まれば小池百合子氏。中川秀直氏が推すだろうし、彼女は勇気があるので出馬するのでは。小池、石原伸晃氏などの名前が出ているのは、自民党が民主党に打撃を与えるためには具体的な政策より、福田首相の暗い印象を払拭(ふっしょく)できるイメージが必要だからだ」

 ■国益重視の麻生氏最適

 作曲家のすぎやまこういち氏の話「福田康夫首相の退陣表明は中国や韓国から惜しまれた。ギョーザ事件では中国内で同じ事件があったのに、中国の要請通り発表を控えるほどの『媚中派』だったからだ。尖閣諸島や竹島問題など国家間のせめぎ合いがある。次期首相は中韓に嫌がられても国益を優先する保守政治家を望む。在野では平沼赳夫元経産相が良いが、自民党では麻生太郎幹事長だ。麻生氏は前回総裁選で有力候補だったが、信念がなく自民党に都合がよい福田首相に落ち着いた。麻生氏は『失われた1年』を取り戻し、安倍晋三前首相がやりかけた周辺事態法、安保問題、教育改革などの懸案を進めてほしい。党内外で抵抗が予想され、紆余(うよ)曲折もあるだろう。自民、民主両党ともに『民主主義者』と『全体主義者』が交じっている。混乱回避のために政界再編を期待する」

 ■適材不在の『お祭り』 

ノンフィクション作家の吉永みち子さんの話「社会保障、安全保障や日本経済が崩壊しかかっているが、安倍晋三前首相に引き続き首相を投げ出した。泥まみれでも踏みとどまる意思がなく、1カ月前に内閣改造したのは何だったのか。次期首相はこの国の将来に対する明確な哲学やポリシーを持ち、国民を納得させられる人であってほしいが、現在、喧伝(けんでん)されている政治家では見当たらない。私は自民党総裁選への関心を意識的に拒否している。福田康夫首相の退陣表明は日本の将来を案じてではない。総裁選という『お祭り』の太鼓をたたいて国民の関心を引きつけ、自民党が政権を維持するために起死回生をかけただけだ。新首相選出の『ご祝儀相場』で解散総選挙を行い、乗りきろうという魂胆には断固乗らない。せめてもの国民の意地だ」


「総裁選という『お祭り』の太鼓をたたいて国民の関心を引きつけ」と吉永は言っているが、なぜ自民党がそういう戦略を取らなければならないかというと、これはマスコミにも多大な責任があると思う。

マスコミはマスコミのパワーを使って、印象操作をしたり、麻生クーデター説の流布に加担したり、本来は問題ないはずの発言を失言騒動として流布したり、絆創膏を貼って記者会見をしただけで問題であるかのような報道をしたり、明らかに世論を各局の望む方向に導こうとしている。本来であれば素材だけを流して国民一人一人が各々考えるべきことを考えさせずに、マスコミが世論誘導している。そういう手に出るのであれば、政党側もマスコミ戦略に乗って戦わざるを得ないではないか。

そもそも劇場型政治というものを作ったのは誰か?それにはマスコミも充分加担しているわけで、小泉フィーバーも失言騒動もマスコミが作り上げたものだ。マスコミが真意を歪めて失言騒動として過剰な大騒ぎをして世論を誘導することが許されるのであれば、自民党が総裁選を大々的にやって国民の関心をひきつけようと画策したって、マスコミが文句を言う資格など一切ないと思う。劇場型政治だ、ポピュリズムだ、と非難する前に、まずマスコミが何をしてきたかを見ろ、と言いたい。マスコミを批判せずに劇場型政治、ポピュリズムを批判することなんて出来ないと思う。吉永はまず、自分が協力してきたマスコミにこそ批判を向けるべきではないのか?
福田総理辞任に関してエトセトラ2
【福田退陣】麻生氏?小池氏? 街で聞いた「次の首相」

 福田康夫首相の突然の辞任表明から一夜明けたばかりだが、永田町では早くも次の首相の話題で持ちきりだ。麻生太郎幹事長は早くも自民党総裁選への出馬を表明。小池百合子元防衛相も「女性初の総理」に意欲があるとされているが、国民は誰を望んでいるのだろうか。東京・新橋と銀座で聞いた「次の首相」は?

 最も多かったのはやはり麻生氏。

 東京都世田谷区の会社員、後藤守伸さん(45)は「次は麻生さんしかいない。福田さんと違い、言うことがはっきりしているのがいい。是非リーダーシップを発揮し景気を良くしてもらいたい」。男性会社員(65)は「前に進む気概を感じる。マスコミも利用する策士的なところもいい。民間企業の経営者の経験も生かし経済対策をしてほしい」と期待を込めた。

 別の男性(64)も「次は麻生さん。ある程度知名度があるし、ほかに候補として名前が挙がっている人は若すぎる気もする」と主要閣僚を歴任した実績を評価する。

 一方で、麻生氏には不安要素があると指摘する声も聞かれた。

 横浜市瀬谷区の男性会社員(64)は「麻生さんになると思うが、1カ月前の内閣改造で今回のことが既に決められていたのでないか。何か決められたレールに乗っている気がする。失言も多いから今後が心配」と、福田首相との“密約説”や、べらんめえ調で歯に衣着せぬ麻生氏の物言いが問題とならないかを危惧する。

 では、麻生氏の対抗馬は?。

 東京都千代田区の大学生、山本佳世さん(18)は「外国に留学するなど幅広い経験を積んでいるのが魅力。同性として格好いいし、ぜひ頑張ってほしい」。世田谷区の女性会社員(32)は「ブレーンの人たちをきっちりと配置さえすれば対外的に広告的な役割を果たせるのでないか」と「女性初」の期待を込め、小池氏に“女性票”が集まった。

 麻生氏とともに“麻垣康三”の1人、谷垣禎一国土交通相も名前が挙がった。

 「次は谷垣さんにやってもらおうか。まじめそうな感じがするから。日中関係を考えると麻生さんよりいいんでは」(50歳男性)。

 このほか、「真剣に国防を考えている誠実さとテレビなどで見るチャーミングさがあるところが親しみやすくていい」(奈良市の女性会社員)と、石破茂元防衛相を支持した。

 自民党政治に期待できず民主党政権を望む声も。都内の男性会社役員は民主党の小沢一郎代表の名を挙げ、「力強さを感じる。実力があるから批判も有るだけで、批判は実力の裏返し」。千葉県野田市の野口恵子さん(60)は岡田克也元代表を挙げる。「実直さがいい。若くて固定観念にとらわれないから大胆な制作が期待できる。しがらみがない民主党にぜひ無駄遣いを徹底的に見直してほしい」。

 一方で既成政党への不信も根強い。

 横浜市の無職女性(58)は「次の首相になってほしい人、適任だと思う人が本当にいない。誰がなっても同じで、皆ドングリの背比べ」。別の30代の女性も「政治には全く期待していない。次、是非首相になってほしい人もいない」とあきれ顔だ。

 東京都大田区のパート従業員の女性(74)は「肝っ玉のない男ばかり。最近の首相は皆中途半端で投げ出してしまう。田中角栄みたいなきっぱりと行動できる人が出てきてほしい」と適任者がいないことを嘆いた。


ラジオを聞いていたら、福田総理辞任に関して口々に「ビックリしましたねー」と言っている。だが、普通に考えてみよう。自民党にとってみれば支持率の低いまま総選挙はできないから、トップを変えて総選挙するのは当たり前。僕はいつか自分から辞めると思っていました。それがおととい辞めるとは思っていなかっただけで。というか、衆院選も参院選もないんだから、どのタイミングで辞めてもサプライズみたくなるでしょ。別に驚くべきほどのことでもない。というかマスコミは勝手です。支持率が低いから辞めろと言っていた癖にいざ辞めたら無責任と罵る。その主張の変わり方のほうがよっぽど無責任なんだけどね。

スーパーモーニングでは、どこかのコメンテータに自民も民主も選挙のことばかり考えているといっていたが、すかさず民主党の松原仁議員が「選挙に勝たなきゃやりたいことが出来ない」と言っていた。仰るとおりだと思う。本当に大事な重要案件で政局重視で動かれるとたまったものではないが、選挙に勝たないと物事が進まないのであれば選挙対策を優先するのが当然。それが嫌なら間接民主主義などやめるべきだな。そういうこともわかったうえで、国民無視・選挙優先と批判しているなら良いんだけど。

この記事にあるとおり、巷では麻生氏への待望論がある。僕も昔から麻生支持です。「失言も多いから今後が心配」と言うが、失言かどうかはマスコミの言い分を鵜呑みにすべきではなく、前後の文脈を読んで、各個人が判断してください。今まで報じられて叩かれた失言の半分以上は別に失言ではない。僕はこれがどうしても許せなくて、マスコミに失言認定されたら政治家生命終わりみたいな、そういう風潮はもう沢山。やっぱり一番の権力を持っているのはマスコミってことじゃないか。「失言が多いから心配」するのではなく、一旦それを失言かどうか自分の頭で考えて欲しい。マスコミに屈するんじゃない!

それにしても安倍首相辞任を滅茶苦茶叩きまくって福田総理を持ち上げまくった某局のNEWS ZEROの七尾氏は同じような辞め方をした福田総理について一体なんてコメントするのか聞いてみたい。

それと今朝、なんかの番組で、首相になって欲しい人アンケートで1位になったのが麻生氏、2位3位が、小泉氏と小池氏。小泉純一郎の推し進めた構造改革が地方を疲弊させ、格差社会を生み、社会不安を蔓延させ、それが去年の参院選の結果に現れた、とマスコミがアナウンスする割に、小泉が2位で、構造改革派の小池百合子が3位ってことは、その参院選の分析結果自体本当かよ、と思ってしまう。あれだけ批判をしていた後期高齢者医療制度だって小泉内閣時代に成立したものなのに、まだ小泉純一郎に支持があるというのは、よく分からない。結局、去年の参院選の総括としては、赤城大臣の絆創膏に不信感を覚えて自民党が負けたって事でしょう。

もう一つ、野中弘務氏が麻生氏が総理大臣になるのだけはなんとしても阻止せよ、と指令を出しているらしい。選挙で選ばれたわけでもない一民間人のナベツネの政治介入を批判したのであれば、既に一民間人の野中も同じように批判すべきだけど、反麻生の人たちはどうせ野中の政治介入を歓迎するんだろう。
福田総理辞任に関してエトセトラ
福田総理が辞任したが、なぜ辞任したか会見聞いてもよく分からず。まあ、個人的には不支持だったので、無問題。野党は政局を睨んで辞任した、と批判するが、それは野党も同じでしょう。そんな批判はどっちもどっち。政治なんてそんなものでしょう。

それにしてもマスコミの論調がちょっと気になる。「政権投げ出し」と言うが、彼らの論調だと任期満了で辞める人以外は、全部投げ出しになってしまうのではないか?あと、今回の辞任で政治的空白を作ったのではないか?と言いながら、衆議院解散を要求するのはおかしい。衆議院解散〜総選挙だって政治的空白になるだろう。日本の法律上、政治的空白が出来るのは仕方がないのでは?

あと、辞任会見で「たいせいを整えて・・・」と福田総理が言っていたが、TBSは「たいせい」を「態勢」としていたが、「体制」の間違いではないかと思うのだが、どうでしょうか。

あと、福島瑞穂さん、「国民を投げ捨てている、国民投げ捨て内閣だ」と仰っていましたが、内閣が総辞職するタイミングで内閣についてネーミングするとは思わなかった。○○内閣ってのは大体内閣が誕生したタイミングで言うものだと思うんだけど、この人、常に内閣にネーミングしなくてはいけないと思っているのだろうか。なぜこのタイミングで福田総理が辞任?と言われる昨今、僕にとっては、なぜこのタイミングでネーミング?ってところです。
週末に見たテレビの感想をちょこっと
週末に見たテレビの感想をちょこっと。

まず「朝まで生テレビ」。皇室問題で西尾幹二が出ていた。西尾幹二の喋り方は断定的にあなたの考えは間違っている、といった喋り方だったので、田原総一朗が西尾氏に、あなたは自分と違う意見の人を間違っていると断定的に言い過ぎる!と注意していた。それはお前だろう、と思わずテレビに突っ込んでしまった。世の中に出ているキャスター、コメンテーターで最も断定的に決め付けるのは田原総一朗だと思うのだが、彼自身は自分のことをどう思っているんだろうか。

あと、「報道2001」。太田大臣の事務所費問題について討論していたが、個人的にはどうでも良い問題であり、そもそも事務所費が問題なのであれば、全員の事務所費について調査しろよ、と思っていた僕にとって、西部邁氏の発言に同意した(というか、毎回、何か発言するたびに同意しているのだが)。西部氏は「やかましい」発言でスキャンダルの矢面に立ち、その流れで事務所費問題が取りざたされているが、本当に事務所費が問題であるならば、ピンポイントで太田大臣だけ狙い撃ちするのではなく、全国会議員を調査すればどうですか、と言っていた。これに対し、民主党の山岡氏は、西部さん、そうではなくて、事務所費の件は事務所の実態が云々ではなく、なんちゃらかんちゃら(なに言っているかよく分からず)と、西部氏の発言に対する回答ではないことを延々と喋り続けていた。こういうごまかし方、政治家には必要なのかもしれないが、テレビを見ている側としては、ちゃんと質問に答えてくれよ、と思わずにはいられなかった。

それと、「24時間テレビ」。札幌に中継が移ったときに、割り箸で作った木を模したオブジェに、紙の短冊を貼り付け、短冊には「自然を大切に」とか「木を大切に」などの願い事が書かれていた。こういうのを見るといつも、馬鹿なのかな?と思ってしまう。短冊も元々は木なんですよ。割り箸だって本当に使い終わったやつを使っているのか?やけに綺麗な割り箸ばかりだったけど新品をつかってたんじゃないのか?そもそも中国から割り箸を輸入するようになる前は、国産の間引いた木で割り箸を作っていたという話もあり、割り箸自体が悪いという考え自体、おかしいという説もあるのだが、エコで一儲けしようとしているマスコミは完全スルーしているな。異論があるなら何らかの公式見解を示すべきだと思うんですけどね。
「それはあなたの主観でしょ」
この前、「邦画はつまらん、やっぱりハリウッド映画が一番おもしろい」なんて事を言う人がいたので、「そう?邦画の方が最近面白いしハリウッドはワンパターンでつまらないでしょ」と言ったら、なんだか癪に障ったらしく「それはあなたの主観でしょ」と返された。

訳が分からない。邦画がつまらなくてハリウッド映画は面白いということ自体、その人の主観であるはずだ。だから僕も主観で返したまで。それを「それはお前の主観だ」と言うこと自体、その人は万人がハリウッドの方が面白いというステレオタイプを信じ込んでいて、それに当てはまらないお前は、お前の主観だけで喋っていると言いたげだった。

例えば、邦画の方が面白いに決まっている、ハリウッドで喜んでいる人なんて馬鹿、と僕が言ったとした場合に、それはあなたの主観だ、と返されたとすれば、それは自分の考え以外を排除しようとした自分に非があるが、そうではない。まず相手が邦画はつまらん、と言ったから、僕の考えはそうではないよ、と返しただけ。これをお前の考えは主観に過ぎない、と切って捨てると言うことは、ハリウッドの方が面白いのが大多数で邦画が好きなのは異端と言っているに等しい。

以前、人それぞれだから、としきりに言う人は、実はそう思ってないんじゃないか、と書いたが、これもそれに当てはまる気がする。それはあなたの主観だ、なんて当たり前じゃないか。邦画が面白いとかハリウッドが面白いかなんて客観的に分かるはずがない、主観になって当たり前だろう。

この人は、ひょっとして人の感性は人それぞれだと、最近になって初めて気づいたのだろうか。
「改革クラブ」というネーミングを批判する前に自分の政党名を見てみよ!
「改革クラブ」と言葉の力

 8月28日(木)
民主党などにいた「隠れ自民党」が新党を結成すると報じられた。この時期の結成には政党助成金獲得などの思惑はあるだろうが、驚いたのは「改革クラブ」という党名だ。党名やスローガンには思想が宿っている。その言葉の奥深くにマグマのように蠢いているパッションが短い表現に昇華される。いいかえれば言葉は生命なのだ。言葉は発せられるとともに広がり、心をつかみ、やがて物質的な力に転化する。だからこそ表現者は言葉にあくまでもこだわる。最初にあるのも最後にあるのも言葉なのだ。そうした判断から新党を見れば、「改革クラブ」とはいかにもお手軽な名前だ。こだわりも感じられない。もしかしたら「新自由クラブ」にあやかったのかもしれないが、時代の躍動感がまったく違う。いずれ自民党に吸収されるだろう。


有田氏は自分の所属している政党の政党名について深く考えたことがないのだろうか。

確かに「改革クラブ」なんて凡庸な名前だ。すぐに忘れてしまいそうだ。今までで最もインパクトのあった政党名は「スポーツ平和党」だ。こういうインパクトのある政党名では絶対無い。だが、有田氏が所属している「新党日本」だって同じくらい凡庸な名前だ。そもそも過去には「日本新党」という政党があったので何より紛らわしいし、「国民新党」とどっちがどっちだっけ?と思う人もいるだろう。さらに政党名に「新」という言葉をつけること自体が、おかしいと思うのだ。なぜなら、新しく政党を立ち上げる場合は絶対に「新」であるに決まっているから。逆に「新」党で無い場合を教えてもらいたい。さらに「日本」である。当たり前である。日本の政党なんだから、逆に「日本」の政党でない場合を教えてもらいたい。(自民党はアメリカの政党かも知れないという疑惑はさておき・・・、ま、民主党もだけど。)

こういうことをきちんと考えた上で、「改革クラブ」というネーミングを批判しているのだろうか。なんだか「新党日本」という凡庸な政党名を忘れて、批判しているとしか思えない。
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